8月 21

計画的三連休。
今日から上五島へツーリングです。二つも台風が来てるので延期も考えたけど、この機会を逃すと次は何時になるかわからないので、決行することに。
出発は5時。昨晩遅くから降り出した雨が恨めしい。
出発

カッパを着込んで東脊振ICから長崎道へ。台風の接近はまだ先だけど、ちょっと風が強い。ブーツカバーなんて持ってないので、ライディングシューズ代わりのReebokはびっしょり。
川登SA

予想より強い雨でペースが上がらない中、5:40に川登SAに入り休憩。天候の好転の兆しを期待して天気予報を確認したけど、午前中は雨っぽい。ルート沿いのShellのGSを頭に入れて、再度雨の高速へ。
長崎道から西九州道に入り、佐世保大塔ICからR35へ。途中Shellセルフ白岳SSで給油。
川登SAからペースアップしたおかげで、佐世保港に6:45着。この頃には雨も上がり、西の空には明るいところが見えてきた。
佐世保フェリーターミナル フェリーなみじ

乗船手続きし、7:40、フェリーなみじへ乗船。約2時間半の船旅だ。
チケット 乗船準備 佐世保港 佐世保港

台風の影響なのか波が高い。佐世保湾を出ると、波しぶきが容赦なく甲板まで飛んでくるし、結構な揺れだ。それでも、進行方向の快晴の空を見て安堵。目的地の有川港まで1時間少々になった頃に、うっすらと上五島の島影が見えてきた。
フェリーなみじ フェリーなみじ もうすぐ、、 フェリーなみじ

到着15分前に車両甲板へ移動。定刻の10:30に有川港着。ゲートが開き見えた港は、分かってはいたのですが、埋め立てが進み私の記憶の中に有るものとは全く違う景色。
フェリーから下りて町の中に入るにつれて昔の光景がフラッシュバックし、自然と熱いものがこみ上げてきた。
まず最初に向かったのは、三年間通った有川小学校。たまたま登校日だったようで、下校する子供たちが。校内を見たかったけど、今日は遠慮することに。
有川小学校

一旦、宿泊するホテルメリッサへ向かい、荷物を預かってもらうことに。ここでちょっと悩んだ。多分、滞在中に台風が来ることは無いけど、今日の状況だと、23日のフェリーが出るのかが怪しい。足止めで帰福するのは避けないといけないので、予定を一泊に変更。

ちょっと早めだけど、朝ごはん抜きだったので近くの竹酔亭へ。上五島はうどんの名産地。中でも、今回宿泊するホテルの近くは製麺所が多い所。開店間もない時間だったけど、次々にお客さんが入り、あっという間に満席。オーダーは、肉うどん。乾麺の細麺のうどんは、つるつるで腰の強く普段食べているうどんとは食味も風味も別物。
肉うどん@竹酔亭

次に向かったのは、2年間住んでいた地区へ。住んでた当時は築後1年のピカピカだったけど、さすがに今は古さが見える。この官舎、今でもハッキリと間取りを憶えてる。
官舎

向かいの駄菓子屋さんは、閉店していた。ここのたこ焼き、当時は1個5円で子供相手なので、1個から焼いてくれたな。奥の神社は社殿が無くなり、公園になっていた。
社殿跡

居ないとは思ったけど、当時一番仲が良かった友人の家へ。そこには新しい家が立っていた。表札が無いので、友人宅かも分からない。訪ねて見ようかとも思ったけど、勇気がなかった。海辺の様子も一変していた。砂浜の両端の磯が遊び場だったけど、片側は埋め立てられていた。道沿いには防砂の松が植えられ、水辺も遠くなっていた。
浜

進路を東にとり、頭ヶ島教会へ。行ったことはあるはずだけど、記憶に無い。中に入りたかったけど、今日は遠慮。
頭ヶ島大橋 頭ヶ島教会 頭ヶ島教会 頭ヶ島教会

頭ヶ島の上五島空港(2006年休港)まで足を伸ばしたら、一気に戻って鯛之浦教会へ。この教会は度々訪れてた。でも、やっぱり建物は記憶に無い。40年は遠い。
上五島空港 鯛之浦 ルルド 鯛之浦 ルルド

一泊に変更したことで時間の余裕が無くなってるので、見たいところは色々有るけど、もう一度来る事を期待して島の最北端の津和崎へ。途中、数カ所の教会を訪問しながら16時ごろ津和崎灯台の駐車場着。
青砂ヶ浦教会

灯台まではここから徒歩だけど、どう見ても手入れをしてない歩道、雨のぬかるみで滑りやすそうなので、ちょっと残念だけど灯台はパス。駐車場は木々に囲まれてるので、何も見えない。あまり時間を使いたくなかったので、今日の行動をここで終了することに。
ホテルへ向かい17時ごろチェックイン。まずはシャワーを浴びてそれから荷解き。外をみると、雨が降り出してた。走ってる間、持ってくれて良かったよ。
浦桑

小雨になったのを見計らって、夕食に。ここまで来たんだから、当然地物の海の幸をいただきました。
ばんごはん

明日、天気が好転することを期待しながら早めの就寝。外は雨音。

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