8月 22

起きたのは5時ごろだったか。カーテンを開け外をうかがうと、晴れて昨夜の雨も乾いているみたい。だんだんと明るくなり、東を向いている港からきれいな朝焼けが見えた。
朝焼け

朝ごはんをコンビニのサンドイッチで済ませて、チェックアウト。荷物は一旦有川のフェリーターミナルのコインロッカーに預けることにして、ターミナルへ向かう。
途中、昨日立ち寄らなかった蛤浜海水浴場へ。ここは遠浅のきれいな砂浜。引き潮の時は、どこまでも砂浜が続く所。五島に住んでた頃、はじめて連れて行ってもらった海水浴場だったね。
蛤浜海水浴場 蛤浜海水浴場 蛤浜海水浴場

ターミナルの中にはクジラのオブジェクト。ここは、かつて捕鯨の街だったので、色んな所にクジラがいる。すぐ近くの海童神社には、鯨の顎の骨で作られた鳥居が有る。
有川フェリーターミナル 有川港 海童神社 有川港 有川港 フェリーターミナル

今日のフェリーはここでは無く、奈良尾港から乗船。出港は13:35だから、午前中しか時間は無い。まずは、小学校へ。校舎の中には入れないけど、外からみるだけでも、、と。三階建ての小さな校舎は昔と変わりませんでした。運動場の遊具が減ってるかな?前はもっと有ったと思うけど。
隣接する幼稚園は増築されてました。
有川小学校 有川小学校 有川小学校 有川幼稚園

次に向かったのは、江ノ濱の坂本龍馬ゆかりの広場。昨日も寄ってはいたんだけど、丁度空が愚づつき出したので、ゆっくり見ていなかったので。龍馬と五島に繋がりが有るって知らなかったよ。
坂本龍馬ゆかりの広場 坂本龍馬ゆかりの広場

暫くゆっくりとして、ターミナルへ。県道62号は高台から海を見ながら走る快走路。昨日とは違い、路面は乾いてるし、景色も抜群だ。ところどころでCBRを停めて景色を収める。
県道63号 県道63号 県道63号

奈良尾までの移動時間を考えて、早めのお昼ごはんを開店直後の五島うどんの里で頂くことに。名物の地獄炊でいきたいところだけど、さすがにこの暑さじゃ無理。なので、オーダーはざるうどん。ちょっと物足りないかな?って量だったけど、直ぐに走り出すから食べ過ぎにならずに丁度良かったのかも。
ざるうどん@五島うどんの里

荷物のピックアップにターミナルへ。駐輪スペースに停めると、お隣のスクーターは久留米ナンバー。夏休みで帰省している学生さんかな?
久留米

さて、ここから奈良尾港までは約30km。乗船手続きとか考えて、12:45には着きたいところ。田舎道だから1時間はかからないよね、と12時丁度にターミナルを出発。R384も他と同様の快走路。ところどころ見覚えのある景色の中、ほぼノンストップで12:30に奈良尾港着。乗船手続きを済ませて、乗船までは港の周りをウロウロ。もうちょっと時間があれば奈良尾神社のあこう樹まで行けたんだけどね。
チケット 奈良尾港 奈良尾港 ジェットフォイルぺがさす フェリー万葉

ターミナルでお土産の五島うどんと治安孝行(コレって、下五島のお菓子だよねと思いはしたけど)を買って、フェリー万葉に乗船。
出港し甲板から遠くになっていく五島の島々を見続け、また来るぞ、、と次の約束を自分自身と交わした。
@フェリー万葉 @フェリー万葉 @フェリー万葉 @フェリー万葉

1時間半ほどで、長崎が見えだす。遠くには軍艦島。段々と長崎の街並みが見えだし、女神大橋をくぐって、長崎港に定刻16:05着。
@フェリー万葉 女神大橋

長崎の友人宅へ寄り道して、長崎バイパス~長崎道で東脊振ICまで走り、自宅最寄りの7-11に19時着。阿蘇方面へ行っていたHagya-raさんにお土産を渡すため、暫く待ち。予告時間より早めに着いたHagya-raさんにお土産を渡して、自宅着は19:30ごろ。

この二日間で感じたこと。
町は小さくなってました。
学校帰りの坂道、急な上り坂を重たいランドセル背負って登った坂は、今の私には坂道とも言えないようななだらかな勾配。
友達の家の前の道は車一台も通れない路地だったこと。
冒険するかのように、必死で自転車で行った隣町の港は車であれば10分もかからない距離。
私の目には全てが小さく映りました。

一方、約40年の月日は町に大きな変化をもたらしていました。衰退していないのは嬉しい事でしたが、自然と昔の面影が薄れていくのは悲しい事でした。

私はこの地で”街”では絶対に経験出来ない貴重な三年間を過ごし、その三年間が私の今を支えていると思います。

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